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Teams会議の文字起こしをダウンロードする方法と保存場所、主催者以外の場合

Teams会議の文字起こし(トランスクリプト)の保存場所と、.docxや.vttでダウンロードする手順。既定でダウンロードできる人、主催者以外がファイルをもらう方法、ダウンロードできないときの確認点をまとめます。

要点

  • 会議のあと、デスクトップ版Teamsで会議チャットを開き、「要約」→「トランスクリプト」→「ダウンロード」で.docxか.vttを選びます。
  • 既定でダウンロードできるのは開催者と共同開催者だけです。同じ組織の人は閲覧できますが、ファイルか権限は開催者に頼む必要があります。
  • 文字起こしが残るのは、会議中に文字起こしをしていた場合だけです。画面のライブキャプションは保存されません。
  • 「ダウンロード」がないのは、開催者でも共同開催者でもない、開催者がアクセスを絞った、管理者がダウンロードか文字起こしを止めた、のいずれかです。
このページの内容

Teamsの文字起こしの保存場所

Microsoftのライブ トランスクリプトの開始、停止、ダウンロードのヘルプによると、文字起こし(Teamsの画面では「トランスクリプト」)は会議が終わるとすぐ、Teamsのカレンダーの会議の予定と、会議チャットの「要約」から開けます。ファイル本体は開催者(主催者)のOneDrive for Businessに保存され、開催者が削除するか、有効期限ポリシーで期限が切れるまで、チャットと「要約」に表示されます。

チャネル会議だけは保存先が違います。Microsoftの管理者向けのレコーディング ポリシーの説明では、チャネル会議の録画と文字起こしはチャネルのSharePointサイトの「レコーディング」フォルダーに入り、権限もチャネルに投稿したほかのファイルと同じになります。

文字起こしは、会議の録画とは別のファイルです。会議の記録の再生、共有、ダウンロードのヘルプによると、キャプションは録画にもダウンロードにも含まれません。そのため、録画の.mp4から文字は手に入りません。なお、録画をダウンロードできるのは開催者だけです。

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デスクトップ版Teamsでダウンロードする手順

会議の開催者か共同開催者なら、2026年10月5日時点のMicrosoftのダウンロード手順は次のとおりです。

  1. Teamsで「チャット」(ヘルプの表記はChat)を選びます。
  2. 終わった会議のチャットを開きます。
  3. 「要約」を選びます。日本語のヘルプでは「まとめ」と書かれている箇所もあります。
  4. 「トランスクリプト」を選びます。
  5. 「ダウンロード」の横の矢印を選び、.docxか.vttを選びます。

Wordで読んだり直したりするなら.docxを選びます。.vttは、キャプションや動画のツールで使う時刻付きのテキストです。

スマートフォンの場合、Microsoftのモバイル向けの手順にあるのは、会議後に文字起こしを見る方法だけです(「チャット」→終わった会議→会議終了メッセージの下の「トランスクリプト」)。ダウンロードの手順はありません。モバイルで参加した人向けには、開催者か共同開催者がパソコンでファイルをダウンロードし、会議チャットに添付する方法をMicrosoftは案内しています。

ライブ翻訳文字起こし(Teams Premiumの機能)を使った会議でも、保存されるのは元の言語の文字起こしだけです。翻訳された分は残りません。

主催者(開催者)以外の場合

Microsoftのヘルプでは、主催者を「開催者」と書きます。ライブ トランスクリプトのヘルプにある権限の表によると、会議後にできることは参加者の種類で決まります。

  • 開催者と同じ組織の人は、文字起こしを見られますが、ダウンロードはできません。開催者がStreamでダウンロードできる人を設定できる、という注記があります。
  • 別の組織(別のテナント)の人は、会議中のライブの文字起こしは見られます。会議後は、見ることもダウンロードもできません。
  • 匿名で参加した人は、会議中も会議後も見られません。電話で参加した人も見られません。

ファイルは開催者か共同開催者からもらうことになります。ダウンロードして送ってもらうか、ダウンロードできる権限をもらいます。トランスクリプトの編集と削除のヘルプにある権限の設定では、開催者がTeamsの左端の「OneDrive」を開き、「個人用ファイル」→「レコーディング」で録画にポインターを合わせて、「その他のアクション」→「アクセスの管理」→「アクセス権の付与」を選びます。相手の名前を入れて、権限を選びます。選べるのは、編集できる権限、「表示可能」、「ダウンロードできません」です。頼むのは「表示可能」か編集できる権限です。IT管理者のポリシーによっては、選べない権限もあります。

開催者はStreamから共有することもできます。文字起こしできないときのヘルプにある手順では、「要約」で文字起こしを選び、「Streamで開く」→「共有」と進みます。「リンク設定」では「表示可能」を選んでもらいます。閲覧とダウンロードができる権限です。アクセス権のない文字起こしを開いたときは、開いたページからアクセスを要求できます。所有者はメールで承認するので、要求を出したことを本人にも伝えておきます。

「ダウンロード」がない、グレーで押せないとき

上から順に確かめます。

  1. 「要約」に文字起こしがない、または「要約」自体がない。要約のヘルプによると、要約が出るのは録画か文字起こしをした会議だけです。ライブ トランスクリプトのヘルプにあるとおり、会議を録画すると文字起こしも自動で始まります。ただし管理者向けの文字起こしの説明では、ポリシーで録画がオン、文字起こしがオフのとき、録画の横に文字起こしファイルは保存されません。文字起こしは、開催者と、開始する人の両方に許可されている必要があります。IT部門は、Microsoft 365管理センターのTeamsトランスクリプト診断ツールで、アカウントが文字起こしの要件を満たしているかを確認できます。
  2. 文字起こしは見られるのに、「ダウンロード」がない。開催者でも共同開催者でもない人は、既定でこの状態です。前の節の方法で開催者に頼みます。
  3. 文字起こしを開けない。開催者は会議のオプションの「レコーディング & 文字起こし」で、「レコーディングまたは文字起こしにアクセスできるユーザー」を開催者と共同開催者、または特定の人に絞れます。文字起こしできないときのヘルプに説明があります。
  4. 組織の誰もダウンロードできない。SharePoint管理者は、組織全体で、OneDriveとSharePointからの会議の録画と文字起こしの新しいファイルのダウンロードをブロックできます。その場合もブラウザーでの再生と閲覧はでき、管理者は特定のセキュリティグループを対象外にできます。チャネル会議には別の設定があります。レコーディング ポリシーの説明によると、ダウンロードをブロックすると録画と文字起こしは「Recordings\View only」フォルダーに保存され、チャネルの所有者はフルアクセスのままですが、メンバーは閲覧だけになります。
  5. 前はあったのに消えた。開催者か共同開催者が削除したか、期限が切れた可能性があります。有効期限ポリシーの説明では、録画と文字起こしの有効期限は既定で120日で、管理者が変更できます。期限が切れると、保存先のOneDriveかSharePointサイトのごみ箱に移ります。ごみ箱から消えると復元できないので、開催者かチャネルの所有者に早めに頼みます。
  6. 開けるのにコピーできない。管理者のポリシーで許されていれば、開催者は、参加者が会議チャット、ライブキャプション、文字起こし、要約のAIによる分析情報をコピーや転送できないようにできます。

1と4は、IT部門にしか確認できない設定です。どちらに当たるかを伝え、チャネル会議だった場合はそのことも伝えます。チャネル会議のファイルは、チャネルのSharePointサイトにあるためです。

文字起こしをしていなかった会議は後から取り出せない

Teamsはライブキャプションを保存しません。詳しくはTeamsの字幕は保存できるかにまとめています。キャプションが出ていただけで文字起こしをしていなかった会議には、会議の直後にも後からも、ダウンロードできる文字起こしはありません。Google Meetで文字起こしを使う場合は、対象プランと保存先の案内をご覧ください。

Copilotを使っていても同じです。開催者が会議のオプションの「Copilot とその他の AI」で「会議中のみ」を選んでいると、Copilotは会議中に使えますが、オンにしても文字起こしは始まりません。文字起こしや記録をせずにCopilotを使うヘルプによると、会議中に文字起こしか録音をオンにしていなければ、会議後の「要約」タブでCopilotは使えません。オンにした場合も、使えるのはその時点からの内容です。

次の会議で文字起こしを開始する

Microsoftのライブ トランスクリプトのヘルプの手順では、デスクトップ版Teamsの会議コントロールで「その他のアクション」→「レコーディングと文字起こし」→「文字起こしの開始」を選び、全員が話している言語を確かめて「確認」を選びます。ライブ文字起こしはデスクトップ版でしか使えません。

文字起こしが始まると、参加者全員に通知が表示されます。参加者は、キャプションと文字起こしで自分のIDを表示しないように選べます。レコーディング ポリシーの説明によると、管理者は、録画や文字起こしの前に参加者の明示的な同意を求める設定もできます。

「文字起こしの開始」に鍵のアイコンが付いているときは、ポインターを合わせると理由が表示されます。文字起こしできないときのヘルプに、表示ごとの対処がまとまっています。ゲストアカウントの場合から、開催者が「レコーディングおよび文字起こしできるユーザー」を「誰もいない」にしている場合まであります。

ゲストとして、または別の組織から参加する場合、「文字起こしの開始」は使えません。開催者の組織の人に開始を頼み、会議後のファイルは開催者に送ってもらいます。

開催者が文字起こしをしないとき

会議の参加者が同意していて、組織のルールでも認められているなら、Macで自分用のキャプション記録を残せます。Vocena(macOS 15.5以降)は、Macで再生している音やマイクが拾った音声を、無料かつ時間制限なしでライブキャプションにします。各セッションはアプリのLibraryに保存されるので、会議のあとで読み返せます。Teamsの文字起こしを作るものではなく、ダウンロードできる人も変わりません。

出典と確認