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Zoomの文字起こしの保存方法と保存先、保存忘れのとき

Zoomの字幕は2026年5月から保存できません。会議中に[文字起こし]パネルの[文字起こしを保存]で.TXTに残し、Documents/Zoomフォルダで探します。保存し忘れたときに残るものもまとめます。

要点

  • 2026年5月から、Zoomの字幕は誰も保存できません。残せるのは会議の文字起こしで、ホストか管理者がオンにします。
  • デスクトップアプリで詳細(More)、Transcript、[文字起こしを保存]の順にクリックします。ZoomのガイドではDocuments/Zoomに保存されます。
  • 文字起こしには、ホストのPro、Business、Enterpriseのいずれかのアカウントが必要です。誰が保存できるかはホストの設定で決まります。
  • 保存し忘れても、字幕は会議後に保存できません。残った文字起こしか、クラウド録画のオーディオ文字起こしがないかホストに確認します。
このページの内容

2026年5月から字幕は保存できない

古い手順を見てSave captionsを探しても、もう見つかりません。Zoomは2026年5月、字幕と文字起こしを別々の機能に分けました。字幕と文字起こしの変更に関するFAQによると、字幕はその場で読むためのもので、会議中は直近3分までさかのぼれます。会議が終わると、誰も保存もダウンロードもできません。録画を再生するときには、字幕はこれまでどおり表示されます。Zoomの字幕の保存に関するページによると、変更は2026年5月18日からです。

いま残せる文字は、会議の文字起こし(Meeting transcript)です。初期設定ではオフなので、ホストか管理者がオンにします。FAQには、以前のFull transcriptとSave captionsの設定が削除されたと書かれています。2026年10月5日にZoomのヘルプを確認した時点では、古いページの少なくとも1つ、ホスト向けの自動字幕ガイドに、字幕メニューのView full transcriptが残っていました。Meeting transcriptを説明するZoomのヘルプには日本語版がまだないため、新しい項目名は英語のまま記載しています。

やりたいこと 使う機能 条件
その場で読む 字幕 保存はできません。表示されるのは会議中と録画の再生時だけです
会議中にテキストファイルを残す Meeting transcriptと[文字起こしを保存] ホストのアカウントがPro、Business、Enterpriseのいずれかで、ホストが保存を許可していること
会議のあとにテキストを見る Zoomがホスト用に残した文字起こし 会議後にホストが文字起こしを表示、管理できるよう、管理者が設定していること
録画と対応したテキスト オーディオ文字起こし付きのクラウド録画 有料アカウント。クラウド録画を始められるのはホストと共同ホストだけです
一言一句ではなく要点 Meeting summary with AI 対象のZoom Workplaceプラン。ホストが開始します
編集イラスト:Zoomの文字起こしの保存方法と保存先、保存忘れのとき
イラスト

会議中に.TXTで保存する方法

ZoomのMeeting transcriptの使い方にある、デスクトップアプリでの手順です。

  1. 会議コントロールで詳細(More)をクリックし、Transcriptをクリックします。ホストならこれで文字起こしが始まります。参加者で、まだ文字起こしが動いていない場合は、Ask host to start transcriptionの画面が開きます。Request transcriptionをクリックすると、ホストがDeclineかStart transcriptionを選びます。
  2. 会議ウィンドウの右側に[文字起こし](Transcript)パネルが開き、話した内容が順に入っていきます。
  3. パネル下部の[文字起こしを保存](Save transcript)をクリックします。.TXTファイルがパソコンに保存されます。
  4. View in Folder(MacではFinder)をクリックすると、保存先のフォルダが開きます。

どの手順にも録画は要りません。Zoomの保存手順は会議の最中を前提にしているので、退出する前、ホストが会議を終える前に保存しておきます。

iPhone、iPadまたはAndroidで文字起こしを保存する

詳細(More)、Transcript、[文字起こしを保存](Save transcript)の順は、デスクトップアプリの手順です。ZoomのMeeting transcriptの使い方は、文字起こしを残す要件にモバイルアプリも挙げていますが、保存の手順、View in Folder、Documents/ZoomフォルダはいずれもWindows、Mac、Linux向けです。また、Zoomの字幕の表示に関するページがモバイルアプリに用意している操作はShow CCとRequest CCの2つだけで、文字起こしのパネルも保存の項目もありません。スマートフォンやタブレットに同じ操作はなく、自分ではファイルを保存できません。

字幕では代わりになりません。Zoomの字幕と文字起こしの変更に関するFAQによると、参加者は会議後に字幕を保持することも、保存することも、ダウンロードすることもできません。そのため、スマートフォン側に残ったものも、あとから取り戻すことはできません。代わりの方法はどちらもホスト経由です。

  • ホストに.TXTの共有を頼みます。保存すると、[文字起こしを保存](Save transcript)をクリックしたパソコンにファイルが書き込まれるので、スマートフォンから参加した人には渡してもらう必要があります。
  • 代わりにホストのクラウド録画を開きます。オーディオ文字起こしをオンにしてクラウドに録画していれば、共有された録画はブラウザで再生され、横にオーディオ文字起こしが表示されます。そのファイルはVTTで、.TXTではありません。

文字起こしの保存先

文字起こしのガイドには、OSごとに次のフォルダが書かれています。

  • Windows: C:\Users\[Username]\Documents\Zoom
  • Mac: /Users/[Username]/Documents/Zoom
  • Linux: home/[Username]/Documents/Zoom

コンピュータ録画の保存先も、初期設定では同じフォルダです。Zoomのコンピュータ録画の管理には、保存先を変える場所が書かれています。プロフィール写真からSettingsを開き、RecordingタブのLocal recording storageにあるStorage locationです。保存した文字起こしもこの設定に従うかどうかは、文字起こしのガイドには書かれていません。保存した直後にView in FolderかFinderをクリックすれば、実際の保存先がわかります。

保存できる人はホストの設定で決まる

ZoomのMeeting transcriptを有効にするページによると、ホストにはPro、Business、Enterpriseのいずれかのアカウントが必要です。文字起こしはホストのMeeting transcript設定に従います。無料アカウントのホストは、文字起こしを使えません。

ホストはZoomのウェブポータルでオンにします。プロフィール写真からMy account、Settings、Meetingと進み、In Meeting (Advanced)にあるMeeting transcriptのスイッチを入れます。スイッチがグレーになっているときは、グループかアカウントのレベルでロックされていて、変更できるのはZoomの管理者だけです。参加者にできることは、次の2つの下位設定で決まります。

  • Allow all meeting participants to view transcripts during the meeting(会議中に参加者全員が文字起こしを見られるか)
  • Allow saving of transcripts to computer by(誰が保存できるか)。選択肢は、ホストのみ、ホストと共同ホスト、ゲスト(外部参加者)以外の参加者、指定したIPアドレスまたは範囲の参加者、会議の全員です。

文字起こしは読めるのに保存できないときは、2つ目の設定に自分が入っているかをホストに確認します。別の組織から参加しているなら、ゲストの扱いです。

文字起こしが英語になるとき

日本語で話しているのに英語の文字が出るときは、[字幕言語](Caption language)を確認します。Zoomの字幕の表示に関するページによると、この設定は会議の全員に適用され、Zoomがどの言語を聞き取るかを決めます。デスクトップアプリの初期値はホストのOSの言語で、モバイルアプリの初期値は英語です。

変えるには、[字幕を表示 / 非表示]の横にある上向き矢印をクリックし、[字幕言語]で言語を選んで[保存]をクリックします。この操作で翻訳はされません。ほかの言語で字幕を読みたいときは、Zoomの翻訳字幕を参照してください。Teamsの会議なら、Teamsで翻訳字幕が出ないときを参照してください。変更したら、[文字起こし]パネルに続けて出てくる行を見て、文字起こしも切り替わったか確かめます。

クラウド録画のオーディオ文字起こしは、初期設定では英語で作られます。Zoomのオーディオ文字起こしのガイドによると、ホストがあとから直せます。ウェブポータルで[レコーディングと文字起こし]を開き、[クラウド レコーディング]タブで対象の会議を選びます。オーディオ文字起こしのファイルにカーソルを合わせて「言語を変更」をクリックし、言語を選んで[保存]をクリックすると、Zoomが音声を文字起こしし直します。

保存し忘れたとき

会議がまだ続いていて文字起こしがオンなら、詳細(More)からTranscriptを開き、すぐに保存します。

会議が終わっていたら、まずMeeting summaryのメールが届いていないか確認します。文字起こしとクラウド録画はホストのアカウントに残るので、そのあとホストに聞きます。

  • Zoomが残した文字起こし。管理者は、会議後にホストが文字起こしを表示、削除、ダウンロードできるように設定できます。Meeting transcriptの設定での項目名はAllow hosts to view and manage transcripts after the meetingです。Meeting summaryと一緒に残った文字起こしは、Zoomの探し方の手順どおり、プロフィール写真からProfile、Recordings and Transcripts、Transcriptsタブと進み、Downloadで保存できます。
  • クラウド録画のオーディオ文字起こし。ホストには、クラウド録画とオーディオ文字起こしをオンにした有料アカウントが必要です。Zoomのオーディオ文字起こしのガイドによると、録画の準備ができるとホストにメールが届き、オーディオ文字起こしができるともう1通届きます。文字起こしは、録画一覧にある別のVTTファイルです。Zoomのクラウド録画のページでは、処理にかかる時間は録画時間のおよそ2倍で、最長24時間かかることもあります。共同ホストが始めた録画はホストの一覧にだけ出ます。削除した録画はウェブポータルのゴミ箱に30日間残ります。この2点はZoomの録画の探し方に書かれています。
  • Meeting summary。ホストがMeeting summary with AIを使っていれば、会議後にZoomの要約の設定で決まった相手へ送られています。Meeting summaryの設定ページにある説明です。届くのは要約で、発言をそのまま残したものではありません。
  • コンピュータ録画。無料アカウントでもパソコンに録画できますが、Zoomのオーディオ文字起こしの対象はクラウド録画だけです。動画は録画したパソコンにだけ残るので、録画した人にファイルをもらいます。Zoomは文字起こししませんが、ファイルを文字起こしするアプリなら使えます。Macでの方法はMacWhisperのガイドにまとめています。

どれも残っていなければ、手元のメモから決まったことを書き出し、文字起こしではなくメモだとわかるようにしておきます。

文字起こしは相手にバレるか

参加者がこっそり文字起こしを始めることはできません。ZoomのMeeting transcriptの使い方では、参加者はリクエストを送るだけで、始めるかどうかはホストが決めます。文字起こしの最中は、会議ウィンドウの右上にTranscriptアイコンが表示されます。これはホストにも参加者にも出ます。管理者は、文字起こしが有効なときに参加者に見せる文字起こし用のカスタム免責事項も設定できます。誰が保存できるかはZoomのページに書かれていますが、誰かが[文字起こしを保存]をクリックしたときにほかの人へ通知が出るという説明はありません。

録画は相手に知らされます。Zoomの録画同意の免責事項のページによると、録画が始まったとき、または録画中の会議に入ったときに参加者へ通知が出て、同意して残るか退出するかを選べます。会議のあと、ホストは誰が同意したかのレポートを作れます。

机に置いたスマートフォンやZoom以外の録音アプリは、誰の画面にも何も表示しません。自分で録音したり文字起こししたりする前に、参加者に伝え、ホストに確認します。講義を録音して文字にしたいときは、録音を文字にする方法を参照してください。

ホストが文字起こしをオンにしないとき

会議で許可されていれば、自分の画面に出すライブキャプションで話を追えます。VocenaはMac(macOS 15.5以降)と、iPhoneおよびiPad(iOSまたはiPadOS 26以降)で使えます。Macではシステムオーディオかマイクの音声のライブキャプションを無料で、時間の制限なく表示します。セッションはそれぞれLibraryに残り、テキストはTXTで書き出せます。iPhoneでZoomの音声に字幕を付けるには、iOS 27を入れたiPhone実機が必要です。Zoomの文字起こしが作られるわけではなく、ホストの許可の範囲も変わりません。

Teamsで会議をしている場合は、Teamsの字幕の保存に、Teamsで残せるものをまとめています。Google Meetで会議をしている場合は、Meetで文字起こしを使う方法を参照してください。

出典と確認